大動脈瘤は声でわかる!?突然死を防ぐ危険の見分け方や特徴を紹介

大動脈瘤は声でわかる!?突然死を防ぐ危険の見分け方や特徴を紹介

突然死を引き起こす要因と考えられている大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)ですが、自覚症状を伴う事が少ないと言われているだけに、とても怖い存在ですよね。

苦しい 女性

しかし最近の医学では、大動脈瘤が大きくなると、「声」に変化が現れることがあると分かってきたようです。

3月15日放送のNHK「ガッテン!」でも紹介されるようですが、今回はそのメカニズムや大動脈瘤の症状、予防法などについても調べてみたいと思います。

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大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)とはどんなもの?

ではまずは大動脈瘤とは一体どんなものなのか、その概要について、簡単にご説明したいと思います。

大動脈瘤とは胸部腹部の大きな動脈にできた瘤(こぶ)の事です。

動脈は酸素を多く含んだ血液を、脳や内臓、骨、筋肉などの組織に送る役割をしており、動脈瘤は、その動脈の一部が膨らんで瘤状になる事で出来ます。

大動脈のどの部位でも、動脈瘤ができる可能性はあるようですが、特に腹部の大動脈に起こる腹部大動脈瘤が全体の4分の3ほどを占め、次いで多いのが、胸部の大動脈に起こる胸部大動脈瘤と言われています。

そして大動脈瘤にも幾つかの種類があり、大別すると以下の3つに分けられます。

  1. 真性大動脈瘤
  2. 仮性大動脈瘤
  3. 大動脈解離(だいどうみゃくかいり)

特に2と3は、生命が危険な状態に陥る事もあるため、早急な処置を必要とすると言われています。

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大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)の症状や原因

ではそんな恐ろしい存在である、大動脈瘤の症状はどんなものがあるのかと言うと、自覚症状が表れないことも多く、健康診断などのレントゲン撮影などで、初めて見つかるケースも多いようです。

また胸部大動脈瘤は拡大してくると、周辺器官を圧迫する事から、「食べ物が飲み込みにくい」、「声が出しにくい」、「声がかすれる」などといった症状が現れることがあります。

腹部大動脈瘤の場合は、大きくなると体表から触って分かることもあり、脈打つ瘤に気づいて発見に至るケースもあるんだそうです。

そして恐ろしいのが、気が付かずに大動脈瘤が破裂あるいは解離してしまう事なのですが、そうなってしまうと、胸や背中に激しい痛みが生じ、血液低下ショック症状に陥ります。

あまりにも急激に症状が悪化する事から、救命処置が間に合わない事も多く、これらが大動脈瘤が突然死の原因と言われる理由になっています。

また大動脈瘤が出来る原因としては、多くの場合が動脈硬化などの血管の劣化にあると言われています。

動脈硬化とは血管が弾力性を失い、破れやすくなっている状態で、加齢に伴い誰にでも起こり得るものなのですが、高血圧糖尿病、脂質異常症、肥満は動脈硬化の進行に深く関わっているとされています。

特に、高血圧は動脈瘤の形成、増大、また破裂の直接的な原因となり、喫煙も血管の炎症を引き起こし、劣化させる大きな要因の一つです。

また一旦出来てしまった大動脈瘤は、自然に消える事はほとんど無いため、早期発見と予防が大切だと言われています。

なぜ声で分かるの? 危険な「声」とはどんな声?

そんな発見が難しいと言われる大動脈瘤ですが、一方で声の変化から分かる場合があるそうです。

その声とは、具体的にはどういった声なのでしょうか?

胸部に出来る大動脈瘤の場合に多く見られるようですが、声が枯れて治らないから診断を受けると、大動脈瘤が見つかったといったケースが多くあるそうです。

これは反回神経麻痺という症状が原因と考えられていますが、動脈瘤が大きくなり、周囲の組織が圧迫されるようになるとこの症状が現れます。

声帯を支配している神経(反回神経)を圧迫すると、左側の声帯のはたらきが悪くなって、しわがれ声(嗄声{させい})が出るようになり、息もれのするような声になるとも言われています。

まとめ

という事で、知らず知らずのうちに出来てしまっていて、破裂するまで気が付かない事も多いという、恐ろしい存在である大動脈瘤について、その原因や声から判断する方法などについて調べてみました。

そして大動脈瘤の原因や症状、注意点などをざっとまとめると、以下のようになると思われます。

  • 大動脈瘤は動脈硬化などで血管が劣化する事によって出来る事が多い
  • 胸部大動脈瘤の場合は、食べ物の飲み込みにくさや声の出しにくさを感じる場合がある
  • 腹部大動脈瘤の場合は、体表から触れて分かる事や脈打つ瘤に気付く場合もある
  • しかし自覚症状がない場合も多く、破裂や解離するまで気付かず手遅れになる恐れも高い
  • 高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満は動脈硬化に深く関わり、喫煙も血管を劣化させる
  • 早期発見と予防が大切

しかし症状が少なく、現れた時には手遅れとなる可能性の高い大動脈瘤は、恐ろしい存在ですし、誰にでも起こりうる症状ですので、気をつけたいところですよね。

やはり日頃からの食生活や生活習慣で、健康を心掛ける事や、定期的な診断を受ける事が最大の予防法になってくるのかなと思いますし、他の病気なども含めて、自分の身体の状態をこまめにチェックする事が大切なのでしょうね。

忙しい現代人にとっては、なかなか難しい部分も多いと思われますが、健康である事がなによりの財産ですので、これを機に今一度ご自身のヘルスケアを見つめ直してみてはいかがでしょうか?

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