紀州のドンファン事件の8月最新情報 遺言状や愛犬イヴの遺骨の行方は?

2018年5月24日、急性覚醒剤中毒で突然亡くなられた、紀州のドンファンこと和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助(のざきこうすけ)さん

紀州の ドンファン

画像参照:https://abema.tv/

数十億円と言われる莫大な資産や、豪快な女性遍歴などで、生前から注目を浴びてきた野崎さんですが、愛犬と立て続けに亡くなられた事や奇妙な最期だった事から、”殺人事件”という疑惑が浮上し、大きく注目されていました。

捜査は難航し、事件から2か月以上が経過した8月現在も、多くの謎を残した状態となっていますが、8日発売の「週刊文春」8月16・23合併号が、遺言状の存在や現在の捜査状況などを報じています。

この記事では、そんな“紀州のドンファン”・野崎幸助さんの変死事件について、これまで報じられてきた犯人候補や遺言状の内容、また愛犬の検視後の現在など、探ってみたいと思います。

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紀州のドンファン”こと資産家・野崎幸助(のざきこうすけ)さんの変死事件の概要

それではまずは初めに、野崎幸助さんの変死事件について、ざっと経緯を振り返ってみたいと思います。

報道などによると、野崎さんは2018年5月24日夜、田辺市の自宅で倒れ、その後死亡が確認されました。

最初に発見したのは、野崎さんと2018年2月に結婚したばかりの21歳の妻・Sさんだったそうですが、悲鳴を聞いた秘書兼家政婦の女性が警察に通報したとの事です。

野崎幸助と妻・Sさん

野崎幸助さんと妻・Sさん(画像引用:https://dot.asahi.com/

野崎さんの遺体には目立った外傷はなかったものの、県警が司法解剖を実施したところ、体内から覚醒剤成分が検出され、事件の可能性も視野に入れ捜査されることとなりました。

また、野崎さんが十数年間に渡って大切に育ててきた愛犬である、ミニチュアダックスフンドのイヴちゃんも、野崎さんが亡くなる約半月前の5月6日に急死していました。

野崎幸助 愛犬 イヴちゃん

野崎さんの愛犬だったイヴちゃん(画像引用:東スポ

こうした経緯から、事件発見時、野崎さんの自宅に居た妻・Sさんや家政婦に疑惑の視線が注がれ、他にも野崎さんが経営していた会社の社員達も事情聴取を受けたと言います。

しかし、事件発生から2か月半近く経った8月現在も、具体的な容疑者の逮捕などはなく、また愛犬イヴちゃんも検視も行われましたが、薬物反応は出ず、野崎さんと同一の原因で亡くなったという証拠は出ませんでした。

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事件の8月現在までの捜査状況 金庫や新たな犯人候補の報道など

前述のように、野崎さんが覚せい剤を飲まされ殺害されたという決定的な証拠は見つからず、捜査は難航しているようですが、その後もさまざまな情報がマスコミなどによって報じられています。

それらによると、6月20日には野崎さんの経営する貸金業、酒販売の会社が家宅捜索され、2階の金庫室にあった大、小の金庫などが開けられたものの、中身は空っぽだったとの事です。

紀州のドン・ファン 金庫

画像引用:NEWSポストセブン

しかし、野崎さんの知人などの証言では、この金庫には数億円の現金が入っていたはずだとの事で、「数億円が消えた」と話題を呼んでいたようです。

また、「週刊ポスト」2018年7月6日号によると、

野崎社長が亡くなってすぐに、社員たちは和歌山県警の事情聴取を受け、薬物の検査まで受けさせられた。

それから約3週間後の6月14日から再び社員が一人一人田辺署に呼び出されて、事情聴取されたそうです。

今度は別の刑事に、また一から話を聞かれたほか、『防犯カメラに映った人物を確認させられた』といっていました。

聴取は1人2時間ほどかかったそうです。(別の会社関係者)

防犯カメラについては、県警は野崎氏の自宅周辺のものも集めて、人の出入りを確認している。

社員が確認を求められたのは、そこに映っていた人物だった可能性がある。(社会部記者)

抜粋:NEWSポストセブン

と、野崎さんの会社の社員達が度重なる捜査を受けている事が報じられました。

さらに「週刊朝日」によると、和歌山県警は妻・Sさんや家政婦など野崎さんと近い人物を捜査してきたが、その範囲は拡大されていくと報道。

その中でも、現在の妻の前に野崎さんと婚約していた20代女性のAさん、「ミスコン」の入賞者のBさん、2番目の奥さんだったCさん、といった3人の女性が注目されていると、7月の時点では報じていました。(参照:「週刊朝日」

さらに「週刊文春」8月16・23合併号でも、この事件については未だに野崎さんの死因が覚せい剤中毒死だったこと以外、ほぼ何も分っていないのが実情で、

捜査の的は絞られるどころか、広がる一方。

野崎氏の会社から押収した債務者のリスト、デートクラブの利用履歴などを片っ端から洗っているところです。

(中略)解決には年単位の時間を要することになりそうです。

引用:「週刊文春」8月16・23合併号

と、事件の全容解明が長期化するとの見方をしています。

ドンファン・野崎幸助さんは遺言状を残していた? 嫁への相続が減る内容だったか

しかし、同じく「週刊文春」8月16・23合併号によれば、ドンファンこと野崎さんは、実は生前に遺言状を残しており、その中には自身の遺産の相続についても書かれていたようです。

そして、この遺言状が有効と認めらる場合、莫大な遺産の行方は大きく変わってくるとのこと。

以下が、週刊文春に記載されていた野崎さんの遺言状の内容となっています。

<いごん>

ひらがなで銘打たれたA4サイズの一枚の紙。

<私、野崎幸助は>と始まる手書きの文面には、自身と会社の全財産を田辺市に寄付する旨が明確に綴られていた。

日付は今から五年前、二〇一三年の某日。

いわゆる自筆証書遺言である。

引用:「週刊文春」8月16・23合併号

野崎さんの知人によれば、この遺言の内容については、野崎さんは生前から口にしていたことがあったと言い、書面化したものが首都圏のある関係先に託されていたのだそうです。

さらに、野崎さん本人の署名と捺印もしっかりなされているとの事です。

この遺言状が見つかったのは7月下旬で、今後、裁判所で確実に証拠保全するための「検認」という手続きが行われるそうです。

そしてこの遺言状が有効と認められた場合、野崎さんの莫大な遺産の相続の配分は大きく変わってくると言います。

数十億円と言われる野崎さんの総資産ですが、妻は居るものの子供は居なかったため、

  • 遺言がない場合→2018年2月に結婚した妻・Sさんに3/4が渡り、残り1/4を野崎さんの姉弟姉妹が分配。
  • 遺言が認められる場合→Sさんには3/8が渡り、残りは遺言に沿って遺贈される。

そうです。(参照:「週刊文春」8月16・23合併号)

これは全財産を法定相続人以外に遺贈する内容の遺言であっても、相続人には最低限の遺産の取り分が保証されるからだそうで、これを「遺留分」というそうですが、妻・Sさんの相続分は3/4から3/8に、野崎さんの兄弟姉妹に関しては1/4からゼロになるのですから、大きな違いですね。

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嫁・Sさんや愛犬・イヴちゃんの現在

また、「週刊文春」8月16・23合併号によると、事件当日、野崎さんの自宅に居たことで、事件への関与が真っ先に疑われた妻・Sさんと家政婦でしたが、

事件発覚後、二人の都内のマンションが家宅捜索され、交友関係や通信履歴なども徹底的に調べられましたが、現在、事件への関与を窺わせるものは出ていない。(県警担当記者)

引用:「週刊文春」8月16・23合併号

そうです。

地元関係者の証言によれば、Sさんは現在、田辺の野崎さんの自宅で一人で暮らしているそうで、少なくとも初盆までは東京に戻らず、そのまま滞在すると見られるとのこと。

また相続に関しては弁護士に任せてあるため、やることは特になく、車で大阪まで買い物に出かけたりしているそうです。

一方の家政婦さんについては、事件発覚後から2か月ほどは、マスコミの目を避けるため、支援者が手配した関東の住居に身を潜めていたと言い、気が動転して取材を受けてマスコミに話したことを後悔していたそうで、この期間に6キロも痩せたそうです。

また鑑定の結果、薬物反応が出なかった野崎さんの愛犬・イヴちゃんについても、亡骸が警察から戻された後は火葬され、その遺骨は野崎さんの遺骨と一緒に、自宅の祭壇に並べられているとの事です。

終わりに

という事で、未だに真相が見えてこないドンファンこと野崎幸助さんの変死事件ですが、本当の愛情を注ぎ合ったイブちゃんと一緒に眠る事が出来たことは、野崎さんのひとつの安らぎになるかも知れませんね。

複数の報道で、「年単位の時間を要する」などとも言われてるこの事件ですが、確実な証拠を固めるために、警察の方も懸命に捜査されている事と思います。

野崎さんのためにも、その周囲に居た親しかった人達のためにも、この事件の真相がしっかり解明されることを願っていますし、新たな情報が判明した際は追記していきたいと思います。