皆さんこんにちは。
朝晩の熱帯夜も一段落し、秋の夜長と美味しい味覚が近付いて来ましたね♪
さて先日1日、日本の大阪大などによる研究チームが、ある面白い研究結果を、”英科学誌サイエンティフィック・リポーツ”に発表したようです。
その内容はズバリ、「美味しさと食欲って繋がってるんじゃない?」という事だそうです。
早速、以下引用文を掲載していきます。
食欲の秋が科学的に証明!? ラットでの実験で解明
大阪大などの研究チームが実験結果を発表 そのメカニズムとは?
今回、大阪大を中心とした研究には、ラットの脳を使って実験し、その結果「旨み」や「甘み」を感じると、
脳が胃腸の働きを活性化させたという事です。
動物の「食べる」という本能的な行為は脳の視床下部という領域が制御している。一方、うまみや甘みを感じたときにも食欲は増すが、その際の脳の詳しい活動はわかっていなかった。
同大歯学研究科の豊田博紀准教授(神経科学)らは、味覚や内臓機能の制御などをしている脳の島皮質と呼ばれる領域に着目。ラットの島皮質を薄く切り、食欲を増す脳内物質「アナンダミド」を与えると、味覚を認識する領域の興奮が隣にある胃腸の動きを制御する領域に伝わり、胃腸の活動を活発にさせた。
(引用元 朝日新聞デジタル 様)
との事だそうです。
平たく言うと、旨みや甘みを感じる事で、脳が隣にある胃腸の領域を活性化させるって事でしょうかね!
つまり美味しければ美味しいほど、胃腸が活性化され食欲も増すって事なんですね!
当たり前の事のようですが、私たちの脳はそういったやり取りを、それぞれの分野で機能的に行っているんですね。
肥満や過食などに、応用可能? 今後の医学的展望
「じゃあ美味しいモノを食べると太っちゃうの?」
「やっぱり本能には逆らえないよね~・・。」
と悲観する事なかれ。
逆に言えば、今回発表されたメカニズムで、消化を促したり、食欲を抑える薬の開発にも応用が効く可能性を秘めているので、それが様々な生活病の予防に繋がる事だって、十分有りうる訳です。
おわりに
どうでしたか?
科学の進歩によって、さまざまな私たちの身体を司るメカニズムが、大分分かってきてるんですね。
原因を知る事で、対策を研究する事も可能でしょうから、今後ますます健康や病の治療法が改善されるといいですね。
しかし根本にあるものはセルフケアであって、毎日
ご自身の身体を労わってあげる事が、何よりの薬となる気もします。
是非、ハラ8分目で味覚の秋をお過ごしください!