小田原市[保護なめんな]ジャンパーは何故製作?理由や経緯、画像など調査

生活保護受給者の自立支援をサポートする、神奈川県小田原市の複数の職員が、「保護なめんな」「不正を罰する」などと、受給者を威圧するような文言をプリントしたジャンパーを着て、各世帯を訪問していた事が話題になっています。

「保護なめんな」ジャンパー2

職員が自費で作ったとみられ、市は16日、不適切だとして使用を中止させたとの事ですが、生活保護受給者の方のみならず、世間に大きな波紋を呼んでいるようですね。

今回は、この騒動が起きた原因であるジャンパー製作の経緯や詳細について調べてみたいと思います。

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[保護なめんな]ジャンパーが製作された理由や原因 騒動の経緯

ではまずは、何故このような文言のプリントされたジャンパーが製作されたのか、その理由や経緯について見ていきたいと思います。

ジャンパーを着ていたのは、生活保護受給世帯を訪問して相談に応じるなどする市生活支援課のケースワーカーで、製作したのもこの職員達だそうです。

製作されたのは2007年という事ですが、製作の発端になった理由はある事件だったと言います。

小田原市の会見によると、実は2007年当時、生活保護を受給されている方から、担当職員が切り付けられるという傷害事件が発生したそうです。

さらに同市によると、

事件が起こった中で職員達のモチベーションが低下してきた。

不正受給を許さないという強いメッセージを盛り込みつつ、職員の連帯感を高揚させるために作成した。

と説明しています。

「不正受給を許さない」「威圧に屈しない」という事が目的なら、それだけを書けば十分だと思うのですが、なんとそのジャンパーには前面、背面含めて遥かに過激な内容のメッセージが書かれていたのです。

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[保護なめんな]ジャンパーの画像や文の内容、購入したのは誰?

では次は、問題のジャンパーの画像や文の内容について見ていきたいと思います。

「保護なめんな」ジャンパー1

「保護なめんな」ジャンパー2

まずは前面である上の画像ですが、よくみるとエンブレムの上に「HOGO NAMENNA」の文字が。

「保護なめんな」ジャンパー3

さらに過激なのが背面で、上記はその英文になりますが訳しますと、「われわれは正義だ」から始まり、「不当な利益を得るために我々を騙そうとするなら」「あえて言おう、カスである!」などというメッセージが描かれています。

そしてこのジャンパーは2007年に1着4,400円で製作され、職員64人が購入したといいます。

現在も在籍する25人のケースワーカーの大半が同じジャンパーを持っていたとの事です。

仮にも生活困窮者を助ける立場の人間が発言するメッセージではないと感じますし、モラルを疑います。

例え過去に事件が起きていたにせよ、それはその当事者個人の問題ですし、不正受給者に対してのメッセージだとしても、こんな罵詈雑言をプリントしたジャンパーを着て訪問したら、相談者や受給者の方達に苦痛を与えてしまうと思います。

今回の騒動に対する世間の反応は?

今回の騒動は世間でも大きな波紋を呼んでいるようで、賛否両論が飛び交っているようです。

賛成派、反対派真っ二つに分かれていますが、趣旨としては「不正受給は許さない」が、「このやり方は間違いだ」という意見が多かったようですね。

何にせよ、本当に助けを必要としている人には確実に手の届くセーフティネットであって欲しいと思います。