30万人に1人と言われる先天性の遺伝子の難病(モルキオ症候群)を抱え、わずか2歳半の頃から骨の異常と闘ってきた12歳の少女がいます。
その女の子の名前はベラ・バートンちゃんといい、現在のご様子が1月21日放送のフジテレビ系「土曜プレミアム・サイエンスミステリーその運命は神が決めたのか!?」で紹介されます。
ベラちゃんはこれまで幾度となく手術や治療を受けてきましたが、それでも自分で歩くことは困難だったそうで、移動には常に松葉杖や車いすが必要でした。
しかしある日から現れた、1匹の犬の存在がそんな病気から塞ぎがちになっていた彼女の心と身体を救います。
今回はそんな奇跡の物語の詳細について、詳しく調べてみたいと思います。
ベラ・バートンちゃんの生い立ちや難病の症状について
ベラちゃんは先天性のモルキオ症候群を患って生まれてきました。
モルキオ症候群とは、骨端部の関節軟骨形成過程の疾患で、四肢の長管骨,短管骨の骨端部,手根骨,足根骨,脊椎など骨に関する部分に特徴的な変化が現れる難病です。
べラちゃんは自力での歩行が困難で、杖や車椅子が必需品であり、その活動はそれらの道具を用いても容易ではなかったといいます。
そんな生活の中で、べラちゃんは気がつけば次第に、内気で引っ込み事案な性格になっていきました。
ベラバートンちゃんと介助犬・ジョージの出会い
しかし2014年に、マサチューセッツ州にある、「介助犬プロジェクト」で訓練を受けた介助犬のジョージと出会った事が、ベラちゃんの身体能力をこれまでのどの治療よりも回復させる事になりました。
杖や車椅子の代わりに、グレート・デーン犬特有の大きな身体を頼りにする事にしたベラちゃんでしたが、今では、ジョージと一緒に広場で走ったり遊んだりすることができ、ショッピングモールに買い物にも行くことができるようにもなったそうです。
それらの行動はジョージが来るまでは苦痛を伴うものだったのです。
しかしジョージがやって来てから、べラちゃんは驚くほど活動的になり、海へ、山へ、あちこちに出かけるようになりました^^
ベラちゃんとジョージが起こした奇跡・現在の様子 可愛い画像集
それではべラちゃんとジョージの心温まる写真を、何枚かご紹介したいと思います♪
ブランチ pic.twitter.com/8IG2tOSSbL
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 13, 2020
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 13, 2020
ご覧の通り、本当に色んな場所へ出かけていて二人とも本当に仲睦まじく楽しそうですね^^
今でもジョージの助けを借りてはいますが、べラチャンは時には、自分の脚で立って歩くようにもなったそうです。
杖や車椅子を使っても辛かった日常活動の頃に比べれば、まさに奇跡だと思います!
二人はとても深い絆で結ばれているようで、べラちゃんの行くところへは常にジョージもサポートし、寝る時さえも一緒だという事です♪
これまでの治療では出来なかった事が出来るようになったのは、ジョージといるのが楽しい、ジョージと沢山遊びたいというべラちゃんの純粋な気持ちが、彼女の身体まで突き動かしたのでしょう。
そんな二人の姿にはこちらまで感動してしまいますし、とても勇気を貰えますね!
是非とも今後も二人仲良く幸せに過ごして欲しいと思いますし、べラちゃんの更なる回復を願っています^^