8月25日(土)~26日(日)放送の「24時間テレビ」(日本テレビ)で、小学校6年生の義足の少女・松永琴寧(まつながことね)さんが、イモトアヤコさんと共に3000mの立山登頂に挑みます。
24時間テレビでは昨年も、義足の女性・江口舞さんが槍ヶ岳登頂に挑戦されていましたが、今年の松永琴寧さんにも、ネット上では多くの応援が寄せられているようです。
この記事では、そんな松永琴寧さんについて、プロフィールや登山挑戦の理由などを調べてみたいと思います。
目次
松永琴寧(まつながことね)さんのプロフィール
それではまずは初めに、松永琴寧さんの経歴について見ていこうと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) April 1, 2019
松永 琴寧(まつなが ことね)
居住地 埼玉県
年齢 12歳(小学6年生)
家族 父(斉さん)、母(由紀さん)、妹
趣味・特技 水泳
松永琴寧さんは、埼玉県在住の小学6年生の女の子で、生まれつき左足が極端に短い障がいをお持ちで、義足で生活されていると言います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) April 1, 2019
そんな琴寧さんは運動が大好きなのだそうで、水泳教室には週4日通い、「関東身体障がい者水泳選手権大会」などにも出場されているようです。
さらに、東京都江東区にある「ギソクの図書館」という施設で開かれたランニング教室にも家族で訪れ、競技用義足を借りて参加し、この義足について「はねるような感じで走りやすい」と話す場面もあったそうです。(参照記事:読売オンライン)
この時、琴寧さんが使用していたのは下の画像のような義足で、カーボン製でスキー板を折り曲げたような形状で、競技用のため30万円以上するほどだそうですが、同施設では1回500円の義足使用料と、同程度の施設利用料で、借りて走る事が出来るそうです。
また、この時の様子を見守っていた父・斉(ひとし)さんは、
スポーツは心を、人生を豊かにしてくれる。
こうした施設が全国に広まり、誰もがスポーツを楽しめるようになってほしいです。
と話していたそうです。
こうしたイベントに家族で参加されるあたり、琴寧さんのスポーツへの熱意や家族の親しさが窺えますね。
琴寧さんが、具体的にどんな職業に就きたいのかは情報を見つけられませんでしたが、順調に行けば、将来のパラリンピック選手になるのも夢ではないかも知れませんね。
松永琴寧さんが立山登頂に挑戦する理由 ママに見せたい
では、松永琴寧さんが今回の立山登頂を決めた理由とはなんだったのでしょうか?
これについては、琴寧さんは「24時間テレビ」の取材に対し、
(人生を変えてくれたのは、)ママ。
(来年は中学生になるため、)お母さんがいなくても頑張れる姿を見せたい。
と話していました。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) April 1, 2019
という事で、どんどん大人へ成長していく中で、しっかり自立したいと考えているのでしょうね。
そんな琴寧さんの母・由紀さんは、琴寧さんに対し、
普通の子と同じように何でもやらせて、此処にこういう子がいるよって知ってもらおうって。
と、たとえ「かけっこ」が一番遅くても、周囲の子供達と同じ事に挑戦させてきたそうです。
そして、そんな中で育った琴寧さんは、徐々に友達も増え、笑顔を取り戻していったという事です。
親子の強い絆を感じますし、琴寧さんには是非とも今回の挑戦を成功させてもらって、お母さんを安心させてあげて欲しいなと思います^^
松永琴寧さんとイモトアヤコの立山登山の意気込み
前述のような経緯で立山登頂の挑戦を決意した松永琴寧さんですが、登山の練習時には義足の左脚では踏ん張りがきかず、転倒の危険もあったと言います。
しかし、イモトさんに「なるべく小さいステップを見つけて、大股にならないように。」といったアドバイスを受けながら、訓練を頑張ってこられたようです。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) April 1, 2019
また、登山前日の中継インタビューでは、琴寧さんは初登山という事で、
(本番に向けて)少し緊張してます。
と話していました。
一方のイモトさんの方は、
登ると本当に絶景が望めるので、それを勇気に変えて一緒に頑張ろうと思っています。
とコメント。
険しい道のりも出来るだけ楽しみながら、登頂達成を目指しているようですね。
松永琴寧さんとイモトアヤコの立山登山スケジュール
また、お二人の立山登山のスケジュールに関しては、26日(日)の朝方5時頃に出発し、中継を挟みながら15時頃の登頂を目標にしているという情報もあります。
お二人が登るルートに関してはハッキリした情報はありませんが、立山は標高3003mの雄山では、上り2時間・下り1時間40分ほどかかると言われています。
琴寧さんの場合は小学生のため、大人よりもさらに時間が掛かるでしょうし、頂上付近は空気も薄くなっているそうですので、決して無理をせず安全第一で、自分のペースで頑張って頂きたいですね。
終わりに
という事で、2018年の24時間テレビで、立山登頂に挑戦することになった松永琴寧さんについて、プロフィールやその理由などをお伝えさせて頂きました。
早朝からの出発と大変なスケジュールですが、目標を達成して、今後の人生への自信に繋げていってもらいたいですね。
琴寧さんが無事に立山登頂が達成できるよう、微力ながら応援しています!
【2017年の24時間テレビの記事】