いよいよ秋も真っ只中、お子様をお持ちのご家庭などでは
休日は家族で行楽に、”きのこ狩り”に、なんて
考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし最近日本各地に、超強力な毒を持つ『毒キノコ』が
発生中だという事で、中には
触れるだけでも危険な種も
あるんだとか。
という事でこれから山登りなどをされる方も知っておいた
方が安心ではないかと思われます、
主な”毒キノコ”リストを本日はご紹介したいと思います。
最強の毒キノコ”カエンタケ”見つかる
今、毒キノコの危険性が巷を騒がせていますが、
その発端の1つとなったのが、今月19日に宮城県仙台市で
発見された「カエンタケ」です。
同市でも注意を呼びかけていますが、
そもそも「カエンタケ」とは一体どんなキノコなのか
ご説明したいと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 16, 2020
長さはおよそ3~15cmほどのものが多く、
色はオレンジ~赤色、形状がまるで燃えさかる炎の
ような事が特徴のひとつです。
夏~秋にかけてブナやコナラなどのナラ類の枯れた
切り株などから発生すると言われています。
カエンタケは『トリコテセン類』という非常に
強力な毒性を持ち、
その致死量はわずか3gと
いわれており、また一命を取りとめても重篤な
後遺症が残る恐れがあるようです。
このカエンタケは触れるだけでも皮膚がただれるなどの
症状を来たし、また加熱調理してもその毒性は
消えません!
炭や薪に使用されてきたコナラが、需要現象に伴い
老木化が進んでいる事で、いわゆる「ナラ枯れ」を
起こし、それと共にこのカエンタケの発生も全国で
増加中との事だそうです。
カエンタケ以外にも沢山ある 日本に生息する毒キノコ
またカエンタケの他にも以下の毒キノコが日本では
よく生息しているようで、見かけられた方は
注意してください。
ドクツルタケ
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 16, 2020
ツキヨタケ
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 16, 2020
その見た目からヒラタケやシイタケに間違われやすい
ようなので、注意が必要です!
食用キノコは専門家でも判断が困難? 実はほとんどのキノコは毒の有無すら未解明
日本にはおよそ5千種のキノコが存在すると
言われていますが、その中で食用として知られているのが
100種類程度、毒キノコと確認されているのが4種類程度、
それ以外の大半のキノコにはそもそも毒があるのかも不明らしいです。
食用かどうかを見極めるのはプロでも非常に
難しいと言われているので、
素人の方は安易に手出しをしない、そして判断は
本当に慣れた人に任せるといった方法が安全だと
いう事です。
これから迎える行楽シーズンですが、口に入れるまでは
いかなくとも、これらの怪しいキノコには触れるのも
十分に注意して楽しい時間をお過ごしくださいネ♪