最近立て続けに起きている「高齢ドライバーの交通事故多発問題」ですが、またしても悲劇が起きてしまいました。
先日11月14日の夜8時半ごろ、神奈川県相模原市で歩行中の女性がひき逃げされるという痛ましい事故が起こってしまいました。
今回はこの事故について、被害者の容態や加害者の情報、また事故の詳細や経緯などを調べてみたいと思います。
また高齢運転者事故 神奈川県相模原市ひき逃げ事故の詳細
まず今回の事故の詳細ですが、先日の11月14日午後8時半頃、神奈川県相模原市緑区三ケ木の国道413号線で、道路に人が倒れていると119番通報がありました。
被害者の方は近くに住む末吉佳苗さんで、病院に運ばれましたが意識不明の重体との事です。
ひき逃げとして県警が捜査していた所、近くに住む男性から「事故のあと気が動転して帰ってきた」と電話があり、自称72歳の無職、向川武博容疑者がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
人を轢いてしまった事に動転して一旦は逃げ出してしまったものの、向川さんは管轄の警察に自首したようですね。
最近は高齢ドライバーの運転事故が多発していますが、今回の事故の要因はどうやら今までのものとは理由が少し異なるようです。
容疑者の行動詳細や写真・個人情報など
では具体的に今回の事故の原因は何なのかと言いますと、どうやら向川容疑者は事故当時、飲酒をしていたようです。
スピードや運転操作などについては詳しい事はまだ分かっていませんが、おそらく判断が甘くなっていたでしょうし、過速度・不注意などがあった可能性は高いんじゃないでしょうか?
現場は片側1車線の暗い夜道ですので、アルコールが回っていれば当然危険な運転になるリスクは急増します。
最近はニュースなどでも高齢者の運転事故の問題が取りざたされていただけに、向川容疑者の注意不足は否めませんし、技術的問題だけでなく精神的な問題も事故多発に関係しているとなると、解決にむけての道のりは困難な状況だと感じましたね。
向川容疑者の個人情報に関しては詳しい顔写真や情報などは挙がっていませんでしたが、72歳という事で仕事も退職され、年金で生活されていたんでしょうね。
奥さんや子供さんなどの存在も今の所不明ですが、事故現場の近隣に住んでいるという事なので、おそらく飲酒運転は比較的常習化していた可能性が考えられますね。
今回の事故は、多発している恒例運転者の交通事故の中でも悪質なものと考えられますが、しかし同じようなケースは全国でまだまだ氷山の一角なのかなと思いますし、私達ひとりひとりが飲酒や危険運転についての恐ろしさを、もっとしっかりと自覚していく必要があると感じました。
被害者の容態など
そして被害に遭われた44歳の女性の末吉佳苗さんですが、病院に搬送されて意識不明の重体というニュースから進展がないので恐らく今も大変な状態が続いているものと思われます。
どれほどのスピードで、どんな轢かれ方をされたのか分かりませんので何とも言えませんが、命だけは取りとめられるように願いたいですし、病院のスタッフさん達は大変でしょうが頑張って頂きたいですね。
今回の事故も含め、交通事故の怖さは全てのドライバーが考えるべき問題であると思いますし、車に限らずバイクや自転車、歩行者、さらには日常生活におけるあらゆる場面で、安全確認の重要性を再認識する必要があるのではないかと思いますね。