プロ野球界といえば毎年多くのファンを魅了する華やかな世界ですが、そんな舞台で活躍する選手もいれば、残念ながらグラウンドを去っていく選手も沢山います。
今回は1月20日放送のTBS系「バースデイ」に出演される、高校時代に鳴り物入りでブラジルから来日した、瀬間仲ノルベルトさんという現役を引退された元プロ野球選手について、その経歴や現在のご様子など調べてみたいと思います。
瀬間仲ノルベルトの経歴 現役~引退まで
それではまずは瀬間仲さんのプロ入りや現役時代、そして引退までの経歴についてご紹介したいと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 13, 2020
瀬間仲ノルベルト(せまなかノルベルト)
本名 ノルベルト・セマナカ・ダ・ホッシャ
生年月日 1984年5月31日(32歳)
出身地 ブラジル・サンパウロ
身長・体重 186cm・90kg
投球・打席 左投・左打
ポジション ファースト
プロ入り 2002年
経歴 日章学園高等学校
中日ドラゴンズ (2003 – 2005)
瀬間仲さんはヤクルト野球アカデミーの卒業生で、中学時代はオールブラジルの4番打者として活躍されます。
その後野球留学のために来日し、日章学園に入学。
2002年夏の甲子園大会では、、ライトスタンド中段にまで運ぶライナー性の特大アーチを放って一躍脚光を浴びました。
高校通算58本塁打を放ち「甲子園の怪物」と呼ばれた瀬間仲さんは、中日に入団するも初年度の2003年は一軍での出場はなし。
2004年にはアテネオリンピック中南米予選にブラジル代表として出場し、秀でた長打力で一軍出場を目指すも、この年も一軍出場はなく、結局その後も一軍出場を果たせぬまま、2005年のオフに戦力外通告を受けられました。
瀬間仲さんは現役続行を希望し、2005年オフ、2006年オフの12球団合同トライアウトに参加されますが、どこの球団からも誘いはありませんでした。
プロ入りから僅か3年での引退は厳しすぎる野球人生だと思いますし、もしもう少し2軍などで経験を積まれたら活躍出来る可能性もあったかも知れません。
しかし運も実力のうちと言うように、これがプロ野球界の厳しい現実なのかもしれませんね。
瀬間仲ノルベルトの家族 嫁や子供は?
ではそんな瀬間仲さんの家族について、奥さんやお子さんの情報などを調べてみました。
詳しい情報は掴めませんでしたが、現在瀬間仲さんは既婚者のようで、奥さんはどうやらブラジル系の方か、少なくとも日本人の可能性は低そうですね。
というのも実は瀬間仲さんは現在「カミナルア」というブラジル料理店を経営されているようでして、その店名は奥さんの名前にちなんだという事ですから、外国の方だと思います。
お子さんの情報はちょっと見つかりませんでしたが、現在32歳になられる瀬間仲さんですので、お子さんも居るかも知れません。
瀬間仲ノルベルトの現在
という事で、瀬間仲さんの経歴や家族の情報について見てきましたが、プロ野球界を引退されてから現在までを簡単に紹介いたします。
わずか3年という短さで、解雇されてしまった瀬間仲さんでしたが、心配されたお姉さんが日本へ駆けつけます。
「群馬県の大泉は、ブラジル人が多く住んでいるらしい」という情報から2人は大泉に引越。
お姉さんは来日以来いつか語学学校を作りたいと言っていたそうで、お姉さんが英語講師、瀬間仲さんがポルトガル語講師として活動されるようになります。
そして2015年にはブラジル料理店「カミナルア」を開店。
広いホールと、開放感あふれる手作りのウッドデッキには、200人のお客さんが入場可能だとの事で、地元のブラジル人や日本人にも好評なようです。
奥さんと力を合わせて店を切り盛りし、充実したセカンドキャリアを歩まれているようです。