反日主義者として、知る人ぞ知る存在の辛淑玉(シンスゴ)さんですが、現在ネット上では辛淑玉さんが上げたある動画の発言内容が、過激だと物議を呼んでいます。
アメリカのトランプ大統領就任などで、何かと緊張の走る世界情勢ですが、辛淑玉さんの発言のどこが問題なのか、そして今後何が危惧されるのか?
今回はその辺りについて、そもそもの辛淑玉さんの経歴や活動歴なども交えながら見ていきたいと思います。
辛淑玉(しんすご)のプロフィール 年齢や学歴など
まずは問題の動画について考える前に、辛淑玉さんとは一体どんな方なのか、その経歴からご紹介したいと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 13, 2020
辛 淑玉(シン スゴ)
生年月日 1959年1月16日(58歳)
出身地 東京都渋谷区
国籍 韓国(在日3世)
学歴 東京都立第一商業高等学校
資格 商業英語、珠算、簿記、カナタイプなど
特徴 市民団体「のりこえねっと」共同代表
辛淑玉さんの国籍は韓国の在日3世で、幼い頃から裕福ではない暮らしをされ、また幼稚園から高校まで、朝鮮学校や日本の学校を転々とされ、差別や暴力も受けてこられたそうです。
辛淑玉さんは1987年に帰化申請をされましたが、「辛淑玉」という名前をそのまま使いたいと申し出た為、”よき日本人になろうという意志が感じられない”という理由や、家族全員ではなく自分ひとりだけ日本人になろうとして帰化を申請した事などから、担当の審査官から却下されてしまいました。
中学時代から、美容室のヘアモデルで収入を得たのをきっかけに、ヘアショーにも出るようになったり、高校時代や予備校時代には、新宿の焼肉店などでアルバイトをしながら通ったといいます。
その後、17歳で銀座のモデルクラブに所属したり、映画のエキストラ出演をしたり、しばらくはモデル活動もされていました。
1983年頃にフリーランスの広告業者として独立。
この頃、本名(辛淑玉)を名乗ることを決意されたのでした。
辛淑玉(しんすご)の家族は? 結婚や夫、子供について
辛淑玉さんの両親や兄弟については、自伝の「せっちゃんのごちそう」という著書で詳しく記載されていますが、とても苦労された方のようで、壮絶な過去を過ごされてきたようです。
また辛淑玉さん御自身の結婚歴や、夫や子供の情報については、様々な噂が飛び交っているものの決定的な事実は分かっていません。
辛淑玉さんの立場的にも、それらの情報を公にする事はご家族の身に危険が及ぶ恐れもありますし、今後もはっきりと語られる事はないと思いますが、それだけ辛淑玉さんの置かれた立場や活動が、リスクを抱えたものだと言えるでしょうね。
辛淑玉の政治論や反日主義について
辛淑玉さんの詳しい政治観や活動内容に関しては、筆者の見識や文字量の関係から割愛させて頂きますが、特徴としては在日コリアン問題、アイヌ問題、沖縄米軍問題などといった問題に関わる反差別主義と言われているようです。
しかしその主張が行き過ぎる余り、北朝鮮による日本人拉致問題を肯定するような(日本人は戦時中、沢山の朝鮮人を拉致したからという理屈のため)発言をされたり、天皇制を廃止するようにと主張したりと、反日主義とも言われています。
そしてその主張は賛成派も居る一方、政治家や時には同胞の方からさえも批判を受けているようです。
辛淑玉が犯罪教唆で逮捕? 動画
そして現在話題になっているのが、辛淑玉さんが実際に演説をされている一本の動画なんですが、その中で辛淑玉さんは以下のような事を発言されています。
「私は稼ぎます、 若い者には死んでもらう、爺さん婆さん達は嫌がらせをして捕まってください」
「山城(博治)には病気で死ぬな、米兵に殺されるな、日本の警察に殺されるな、 私が殺してやるから」
実際の動画がこちらになります。
のりこえねっとの辛淑玉氏、基地反対運動はやんばるの森のためじゃないと自白(笑)
オスプレイ配備を嫌がってる国が確か中国と北朝鮮だよね。なるほど、祖国のためにオスプレイ反対運動やってる訳だ。平和ガーとか言いながら「若い子には死んでもらう」と物騒な発言。公安さん、出番ですよ! pic.twitter.com/7zWxAdo0tc? するめのよっちゃん#沖縄は日本だ (@surumegesogeso) 2017年2月2日
辛淑玉さんにも色々と深い考えがあるのでしょうが、この発言が現在ネット上で、
- 「日本に対するテロを煽動しているようだ」
- 「犯罪教唆として逮捕されるのでは?」
などと話題になっているんです。
言論の自由はありますが、ここだけ切り取って聞くと確かに過激過ぎると思いますし、色々と不穏な気配を感じてしまいますよね。
今後も新たな動きがあるかも知れませんが、慰安婦像の問題を初め、日韓関係も悪化している時期だけに出来るだけ穏やかに解決してくれる事を願いたいと思います。