もうすっかり朝晩は寒くなって、冬が顔を覗かせている感じもありますが、まだまだ食べ物は秋の味覚が美味しい時期ですよね!
という事で今回は11月19日放送の「満天☆青空レストラン」という番組でも取り上げられます、『フクロ茸』というキノコについて、その味やレシピ、世界的な人気や値段、購入方法に至るまでリサーチしてみたいと思います♪
フクロ茸とは? 味やレシピなどについて
それでは今回取り上げる「フクロ茸」について、簡単に概要を説明したいと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 15, 2020
フクロ茸・・・担子菌類の一種で、食用のキノコ。名前の由来は、幼菌の柄の根元に厚い袋が出来ることから名付けられました。
マッシュルーム、シイタケの次に生産量、消費量が多く世界三大栽培用キノコの一種に数えられています。
中華料理やタイ料理のトムヤンクンなどによく使用される食材です。
日本での利用は、現在ほぼ100%輸入水煮加工品(中国・ベトナム・タイ・フィリピン産他)や佃煮のみとなり、これは、ほとんどの栄養素・旨みが逃げており、食感のみのものです。
しかし生で食べると旨みが強く、ジューシーで食感も良いようで、とても美味しいキノコだと評判のようです。
また本来は、ダシも出て風味も売りのキノコなのです。
以下にフクロ茸を用いた主な料理例を挙げておきます♪
<主なレシピ例>
ほうれん草とふくろ茸のおしゃれ中華
トムヤムクン
中国野菜の美肌鍋
黒酢で食べる八宝菜
グリーンカレー
フクロ茸は世界三大きのこ! 日本で少ない理由や国内の産地は?
ではマッシュルーム、シイタケに次いで世界第3位のシェアを誇るキノコ「フクロ茸」が日本では流通量が少ないかと言えば、勘の鋭い方なら予想出来るかと思いますが、その理由こそがこの「フクロ茸」の唯一にして最大のネックである『日持ちの悪さ』にあるのです!
実際の生のフクロ茸の日持ち日数ですが、夏冬は収穫後1日、春秋は2~3日くらいが目安とされているようです。
また保存適温は15~20℃なので常温(室温)で保管するのが良いそうで、冷蔵保存などが効かないのも難点と言えるでしょう。
という事で日本では”幻のキノコ”のようになっているフクロ茸ですが、群馬県吉岡町にある「日本ふくろ茸ファーム」という所で日本では希少なフクロ茸を栽培しているようです♪
フクロ茸の国内での値段や流通、購入方法について
これまでフクロ茸は、国内ではアマゾンや楽天などで缶詰や水煮のモノは売られていましたが、生のものに関しては上記の理由などからなかなか手に入りませんでした。
しかし国内でも群馬県の「日本ふくろ茸ファーム」を中心に生のフクロ茸の栽培が行われ苦労の末、通販ルートまで開拓されるに至ったようです。
「フクロ茸の美味しさや風味を損なわずに販売する方法」、…それは冷凍保存だったようです!
収穫直後に新鮮なまま冷凍し、その後冷凍焼けを防ぐためさらに真空パックに詰めなおした商品で、これならフレッシュ(生)のフクロタケと比べてもまったく遜色がないとの事です。
生のフクロ茸についても生産規模を拡大し、2017年内の流通を目指すとの事ですが、現在でも以下のリンクから「冷凍フクロ茸」の購入は可能なようです。
値段の方は500gで通常購入価格1836円(税込み)と少々高めですが、一味違った味覚を楽しむために、たまには贅沢なキノコの味を試してみては如何でしょうか?