1月16日に、多くの映画やドラマで幅広い役柄を演じ、名脇役として活躍した俳優の神山繁さんが今月3日亡くなっていたという情報が入ってきました。
87歳というベテラン俳優という事で、これまで沢山の人に素晴らしい演技をお見せしてきた方ですが、今回はその死因や最近の状況、そして生前の代表作やプライベートなどを探っていきたいと思います。
神山繁(こうやましげる)さんの死因やその経緯
ザ・ガードマンなどを中心に、主役というよりはどちらかというと作品を支える脇役に徹してこられた神山さんだったようですが、今回の訃報の理由は肺炎だったといいます。
所属事務所によると、神山さんは去年の1月ごろから肺炎のため入院し、その後、京都府内の自宅で療養していましたが、今月3日に亡くなったということです。
高齢になられると肺炎などでも命を落としかねないと言われていますが、神山さんも肺炎で命を落とされた事を非常に悲しく思います。
肺炎を発症したのが昨年の1月頃との事ですから、およそ1年間もの間、辛い思いをされていたんだろうと思われますね><
神山繁さんのこれまでの経歴や代表作 家庭などの人生は?
そして神山さんのこれまでのプロフィールや代表作などですが、以下に簡単に記したいと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 14, 2020
神山 繁(こうやましげる)
生年月日 1929年1月16日{2017年1月3日(満87歳没)}
出身地 広島県呉市
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 映画、ドラマ、舞台
活動期間 1952年 – 2017年
配偶者 文野朋子(女優)
<主な代表作>
<テレビドラマ>
- 幕末(1964年、TBS) – 勝海舟 役
- 天地人(2009年) – 千利休 役
- ザ・ガードマン(1965年 – 1971年、TBS / 大映テレビ室) – 榊警部(榊隊員)役
- 太陽にほえろ! (NTV / 東宝)
- ナースのお仕事(CX) – 大久保ひさし 役
- マッサン(2014年9月25日 – ) – 和尚 役
<映画>
- にごりえ(1953年、松竹)
- 華麗なる一族(1974年、東宝) – 和島
- 踊る大捜査線シリーズ(東宝) – 警視庁副総監・吉田敏明 役
- 沈まぬ太陽(2009年、東宝) – 桧山社長 役
- アウトレイジ ビヨンド(2012年、ワーナー・ブラザース / オフィス北野) – 花菱会会長・布施 役
などなど、本当に書ききれないほどの作品に出演されているようで、流石は役者人生65年の超ベテラン俳優といった経歴をお持ちの神山さんですね。
「ザ・ガードマン」や「ブラック・レイン」、「アウトレイジ ビヨンド」や「踊る大捜査線シリーズ」は特に有名でご存知の方も多いんじゃないでしょうか。
高倉健さん、宇津井健さん、いかりや長介さん、児玉清さん、木村拓哉さんなどなど、そうそうたる俳優さん達との映画やテレビドラマの共演が多く、強面のイメージを逆手に取ったユーモラスな役や、脇役として味のある演技に定評のある俳優さんでした。
またプライベートにおいては、女優の故・文野 朋子さんと結婚され、おしどり夫婦として知られていました。
しかし、1987年7月6日、奥さんの文野 朋子さんは舞台の公演中に脳内出血のためステージ上で倒れ、13日後の19日に64歳の若さで急死されました。
それからも神山さんは俳優業を継続されていますが、お子さんなどの情報は見当たらない事から、お二人の間には子供は居ないのでしょうね。
奥さんを亡くされてから約30年間、仲が良かっただけに寂しい思いも多かった事と思いますが、生涯役者を貫いた生き方にはとても胸を打たれますし、今頃は天国で奥さんの文野さんと30年振りの再会を喜び合っている事でしょう。
感想
87歳というと長生きされた方だとは思われますが、やはり肺炎などは寒い時期は症状が悪化するんですかね、初入院も去年の1月という情報がありますし。
流行のインフルエンザだけでなく、特に高齢者やお子さんなどのいらっしゃるご家庭では、肺炎などにも注意を払いたいですね><
やはり何事も早期発見が大事ですので、少しでも不調を発見したら早めの受診を心かけたいものです。
亡くなられた神山繁さんのご冥福をお祈りし、これまでの長い間の活躍を讃えたいと思います。