ドラマ『3年B組金八先生』で校長役を演じ、『渡る世間は鬼ばかり』などにも出演し、名女優として活躍してきた赤木春恵(あかぎはるえ)さん。
そんな赤木さんですが、6月9日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」で近況が紹介されるようです。
番組予告を見ていると、
ある時を境に突如表舞台から姿を消した!
?認知症、パーキンソン病、重病説が飛び交う中、愛娘が母の現状を初激白!ある症状に苦しめられていた!
と書かれていますが、現在どんな生活を送られているのか気になります。
という事でこの記事では、女優・赤木春恵さんのこれまでの活動歴や家族、そして病気と噂される現在について探っていきたいと思います。
目次
赤木春恵(あかぎはるえ)のプロフィール 年齢、出身 若い頃は?
それではまずは簡単に、赤木さんの基本的なプロフィールからご紹介したいと思います。
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赤木 春恵(あかぎ はるえ)
本名 小田 章子(おだ あやこ)
生年月日 1924年3月14日(93歳)
出生地 満州国新京特別市(現・中華人民共和国吉林省長春市)
国籍 日本
血液型 B型
身長 152cm
職業 女優
活動期間 1940年~
配偶者 栄井賢(1947 ‐ 1991年)
事務所 オフィスのいり
赤木さんは満州国新京特別市(現在の中華人民共和国吉林省長春市)に生まれたそうで、現在93歳になります。
お父さんは南満州鉄道の産婦人科医でしたが、赤木さんが3歳の時に死去。
1933年に帰国して京都に住み、女学校卒業後の1940年、松竹に入社し、同年に映画『二本松少年隊』でデビュー。
この時は赤木春生(あかぎはるみ)という芸名で活動していました。
その頃の姿が以下になります。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) April 5, 2019
大人びていて、とても清楚な美人ですね!
その後、1946年に芸名を赤木春恵に改名し、翌年の1947年には、東映のプロデューサーだった栄井賢(本名・小田賢五郎)さんと結婚しました。
1974年の『四季の家』に初出演して以降は、橋田壽賀子さんや石井ふく子さんのプロデュースした作品への出演が増え、1979年からは『3年B組金八先生』にて校長の君塚美弥子役でレギュラー出演し、これが当り役となりました。
1983年には著書『おばあちゃんの家事秘伝』がベストセラーになり、1990年からは『渡る世間は鬼ばかり』がスタートし、小島キミ役で出演して橋田ファミリー(石井ファミリー)の代表格と見なされることになります。
その後も多くの作品に出演されますが、2011年6月にコロッケさんの東京・明治座7・8月舞台公演の製作発表会で会見を開き、その舞台を最後に、
これで私の卒業公演にしたい
と、舞台からの引退を宣言しました。
しかし、2013年には映画『ペコロスの母に会いに行く』に主演し、88歳にして映画初主演を果たし、“世界最高齢での映画初主演女優”として、ギネス世界記録に認定されました。
赤木春恵(あかぎはるえ)の家族 旦那や子供は? 孫は俳優の野杁俊希(のいりとしき)!
そんな赤木さんですが、私生活の方では1947年に、東映のプロデューサーだった栄井賢さんと結婚され、一女をもうけています。
その一人娘は、野杁泉(のいりいずみ)さんとおっしゃるようです。
夫の栄井さんは1991年に肺がんで亡くなられていて、赤木さんは栄井さんとの死別後は、娘さん一家と同居しているそうです。
またお孫さんは2013年に俳優デビューした野杁俊希(のいりとしき)さんになります。
野杁さんは現在27歳で、舞台・テレビ・映画などで活動されていて、主な出演作は以下のようになっているようです。
<代表作>
- テレビ東京系『介護ヘルパー紫雨子の事件簿2』(2013)
- 映画『ルーフトップ』(2012)
- 舞台『文学座卒業公演 永井愛作「僕の東京日記」』(2012)
- NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』(2014)
赤木春恵(あかぎはるえ)は2017年現在病気? 認知症やパーキンソン病の噂の真相は?
そんな赤木さんですが、爆報フライデーの予告やネットの情報などを見ていると、現在は病気を抱えているような噂が散見されます。
気になりましたので、赤木さんのこれまでの病歴など調べてみました。
すると赤木さんはまず2007年の秋に、乳がんが見つかり左乳房を全摘出して完治していた過去があるという事が分かりました。
その後は再発したという情報はありませんので、こちらの病気は現在では心配ないようです。
しかし赤木さんは2013年頃から車椅子を常用する生活となっているそうで、2015年9月には都内の自宅で転倒し大腿骨を骨折、リハビリも含め数ヶ月の入院生活を送られていたようです。
また長女の野杁泉さんのインタビューの回答によると、赤木さんは2017年現在、
要介護4
パーキンソン病
という状態なんだそうです。
具体的にどういった状態かと言うと、要介護4は、
排泄や入浴など、生活全般において介助や手助けが必要な状態
を指し、これは前述した2015年9月の大腿骨骨折の影響などで、身の回りのことをするのが難しくなったようです。
またパーキンソン病とは、
50歳以降に発症することが多く、手足が震える、筋肉がこわばる、動作が遅くなる、歩きづらくなるなどの症状がみられ、徐々に症状が進行していく病気
参考:https://medical.yahoo.co.jp/katei/080439000/?disid=080439000
だそうで、赤木の場合は「手の震え」から症状が現れ、長女・泉さんによれば、
少しずつ硬直していってるのかな
と感じているようです。
赤木さんが認知症を患っているという噂については、2013年に主演した映画『ペコロスの母に会いに行く』
において認知症の母・みつえ役を演じた事が発端だったようで、実際の赤木さんが認知症という訳ではないようです。
また、
パーキンソン病と認知症という2つの病は密接に関係していて、パーキンソン病を発症している患者の30%程度には認知症の症状がみられるというデータがあり、パーキンソン病患者が認知症にかかるリスクは一般の人に比べて5倍前後高いとも言われている。
そうで、パーキンソン病を患っている事が原因で、赤木さんの認知症の噂が広まったのかも知れませんね。
しかし赤木さんは現在でもとても意欲的なようで、ナレーションや朗読劇などでの女優復帰を目指しているそうです。
終わりに
という事で、往年の名女優である赤木春恵さんについて、その経歴や家族、そして病気の近況などについて調べてみました。
長寿化が進む時代の中で、赤木さんも93歳になられ、様々な困難と向き合う生活のようですが、親思いの家族に支えられ、希望を持ち続けて前に向かっているようですね!
是非とも今後もまた女優復帰を果たしてほしいなと思いますし、元気な姿を見せて頂きたいですね^^