米倉涼子さん主演の超人気ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)第4シリーズが、ついに10月13日からスタートしましたね!
視聴率の方も平均20.4%というダントツの好発進を記録しており流石の人気シリーズだと思いますが、人気の裏に批判は付きものな訳で、何やら様々な不安や疑問の声も飛び交っているようです。
個人的にもこの人気作のどこがどう評価・批判されているのかという事は興味深かったので、調べてみる事にしました。
目次
「ドクターX」初回視聴率20%超え! 今年民放ドラマ1位発進も”難手術”探しに苦労&現実離れ過ぎとツッコミの声も
求められる進化した”手術”ストーリー
まずは製作サイドの悩みにもなるんですが、この「ドクターX」の見所のひとつとして、米倉さん演じる主人公の医師・大門が他の医者では不可能だと言われるほどの”難手術”を奇想天外な発想と技術によって成功させていくストーリーだと思うんですが、なかなかそのモチーフになる世界でも希有な手術例探しが大変なようですね…。
かといって全く現実では有り得ないストーリーにしてしまうと番組の信用を落としかねませんし、人気シリーズの宿命かもしれませんが前回に比べていかにクオリティアップを図り続けていくのか、製作スタッフや演者の皆さんも大変なのかも知れませんね><!
医療知識の乏しいボクからすれば、米倉さんと岸辺さんのカットが多ければもう充分に楽しめるんですがねw、やはり基本的にはメインとなるストーリーは重要なんでしょうね^^;
放送事故級との声も 現実離れしたストーリー
また一方では、ある意味破天荒とも言える医師・大門の行動が「現実離れしすぎて放送事故レベル」との批判もあるようですね。
その内容を簡単にまとめると以下のようになります。
- フリーランスの外科医が1回の手術に1000万円も貰うことは有り得ない。
- ドラマ冒頭、米国ニューヨークで大門が街中で偶然、激しい腹痛に見舞われた妊婦と遭遇し、そのまま近くの病院へ患者を運び見知らぬ病院で緊急手術を行ったが、日本で取得した医師免許を持っているだけでは、米国内で医療行為を行うことはできないし、たとえ大門が米国の医師免許を持っていたとしても、雇用契約のない病院で医療行為を行うことは有り得ない。
- 1話では大門が腹部、頭蓋骨とそれぞれ全く違う部位の手術を行ったが、専門医制度が普及し専門分化が進む現在の医療では、一人の医師が身体の全部位の手術を担当する事は技術的に有り得ない。
- そして同ドラマでよくある大門が病院上層部の許可なく突然に手術を行い、成功させるパターンも訴訟につながりかねないため有り得ない。もし患者が大門に直接手術を依頼して、院長などの許可なく手術を決行しても、罪には問われないかも知れないが、まず看護師が手伝わないので現実的には手術できない。
などなどいろんなツッコミどころはあるようですが、ドラマですから難しい所ですよね…、現実に忠実な内容にしたければドキュメンタリーで充分な訳ですし…、なかなかその辺のバランスもドラマにとっては重要なんだなと考えさせられますね^^;
個人的にはドラマや映画にはやっぱり夢を描いてほしいものですし、多少盛った内容でも演出で流されてしまいますけどね、まあ視聴者の気分を著しく害するものでなければそれもアリなんじゃないかと思いますけどね!^^
まとめ
という事で人気ドラマシリーズの抱える悩みや批判など、華やかな人気の裏側に焦点を当てて見てきましたが、どんなモノにも光と影があるのは仕方がない事ですし、批判や矛盾を恐れずにこれからも『ドクターX』らしいドラマを目指して製作に邁進して頂きたいと思いますね♪
2話以降の展開や特別ゲストの登場など楽しみにしています!!^^