江口舞 電車事故で義足になるもアーチェリーに励む!24時間テレビで登山も

江口舞 電車事故で義足になるもアーチェリーに励む!24時間テレビで登山も

2017年8月26・27日放送の日本テレビ系「24時間テレビ40 告白~勇気を出して伝えよう~」の中で、義足の女性が3180メートルの槍ヶ岳登りに挑戦されるようです。

その方のお名前は、江口舞(えぐちまい)さんとおっしゃるそうですが、山登りのほかにも、アーチェリーに取り組まれていたりと、その活動が注目されているようです。

という事でこの記事では、そんな江口舞さんの、

  • プロフィール・経歴
  • 電車事故の原因
  • アーチェリーの活動
  • 24時間テレビでの、槍ヶ岳登頂

などについて、探ってみたいと思います。

江口舞(えぐちまい)のプロフィール 年齢、出身、高校など

それではまずは初めに、江口舞さんのプロフィールの方からご紹介したいと思います。


江口 舞(えぐち まい)

生年月日     1997年8月28日(19歳)

出身地      大阪府柏原市

学歴       柏原私立玉手中学校卒、大阪市立大阪ビジネスフロンティア高等学校卒

職業       加美東小学校に臨時職員として勤務

趣味       釣り

江口舞さんは大阪府出身の現在19歳で、24時間テレビで槍ヶ岳登山を終えた8月28日には、20歳の誕生日を迎えられるようです。

中学校は地元の玉手中学校に、そして高校は大阪ビジネスフロンティア高等学校という、商業系の高校に通われていたという情報が、ネット上では見受けられました。

そんな舞さんは現在、大阪市立加美東小学校に臨時職員として勤務されているそうです。

舞さんは左脚が義足なのですが、臨時職員として働く小学校では、義足であることを隠さず、健常者と変わらない生活を送られているそうです。

また、家族構成に関しては、ご兄弟の情報は見当たらなかったものの、ご両親は先日の「行列のできる法律相談所」に舞さんが出演した際、VTRに映っていましたし、仲の良い親子に見えました^^

江口舞(えぐちまい)の電車事故の原因は貧血だった?

そんな江口舞さんですが、昔からスポーツ好きで、体育の成績はいつも「5」という、活発な女の子だったと言います。

しかし2014年、当時16歳で高校2年生だった舞さんに悲劇が襲います。

なんと電車と接触する事故に遭い、重傷を負ってしまったのです。

その理由は通学中に、貧血で意識を失い、線路に転落した事でした。

この事故によって、舞さんは左脚膝下を切断することになります。

舞さん自身は貧血で意識を失ったため、事故時の記憶は一切なかったそうで、目が覚めたら病院のベッドの上でした。

そこでお父さんから初めて、左脚がないことを告げられたのだそうです。

また、事故直前、電話で舞さんと話したという母・智枝さんは、

もしそこで帰って来いって言ってたら、あんなことにならなかったのにって思うと、なんで一言出なかったのか…。

いまだに残っているのは事実だし、足がなくなったのは私のせいもあるからって…。

と自分を責めるそうです。

一方、舞さんは、

なんで私なんやろうなって言うのはありましたけど…。

そんなん言っててもしゃあない、死んでてもおかしくなかったし、やっぱり命の方が大事やし…。

もう一回チャンスを貰ったから、今度は自分がしたいように生きようじゃないですけど。

と、ショックを受けたものの、前向きに生きようと気持ちを切り替えていったようです。

また、ある記事によると、舞さんは電車接触事故による約1カ月の入院後、テレビで走り回る子供を見て、

自分はもうあんなふうに走れんのか…。

1人でいるとマイナス思考になることもあった。

引用:http://www.sankei.com

と当時の心境を話していたようですが、舞さんの友達曰く「底なしに明るい」楽天家なのだそうで、「悩んだのは3日間」と笑い、現在の状況を受け入れたのだと言います。

そして事故の後、舞さんはアーチェリーに取り組み始め、現在では3年後の東京パラリンピックを目指すまでに成長したそうです。

しかし、そんな舞さんには今も忘れられない言葉があると言います。

舞さんが、バイトで帰宅が遅くなった時のことでした。

心配した母・智枝さんは、こう叱ったと言います。

こんな夜遅くまで何してたの?

ダメじゃない、あなたは普通の子じゃないんだから。

娘を心配するが故の言葉でしたが、これを受けた舞さんは、

一番嫌やったし、傷ついたし、今でも残ってる言葉。

昔は悪い方にしか考えられてなかったんで、辛かったですけど。

とショックで泣いてしまったそうです。

また一方で気付いたのが、「誰よりも義足を意識していたのは自分」ということだったそうで、その後、お母さんの前で泣いてしまった自分の弱さを後悔したそうです。

やはり、3日間でショックから立ち直ったと言われているものの、心のどこかでは不安などもあったのでしょうね。

しかし舞さんの行動や言動からは、そんな思いに負けたくない、前向きに生きていきたいという姿勢が感じられますし、この記事を書いている筆者まで勇気を頂きました。

江口舞の現在の活動 加美東小学校で働く傍ら、アーチェリーでパラリンピックを目指す

そんな舞さんですが、アーチェリーは高校2年で電車事故に遭ってから始められたようで、きっかけは中学生時代のバレー部の顧問だった川口先生に「アーチェリーをやりたい」と相談をした事だったそうです。

【パラアスリート】その視線は、まっすぐ アーチェリーの江口舞さん
背筋を伸ばし、凛(りん)としたたたずまいの選手を見て、「なぜか『1』という数字が浮かんだ」。澄んだ瞳で初めてアーチェリーを見たときの思いを語るのは江口舞さん(…

そして、舞さんからの相談を受けた川口先生は、日本体育大学アーチェリー部総監督の藤本浩さんと知り合いだったため、舞さんは藤本さんと出会うことになりました。

2015年11月、舞さんは府内のアーチェリー部の合同練習会に初参加したそうですが、「初めての人は、初日に矢を持つまで進まないし、まして的に当たらない」と言われる中、3本の矢を的に命中させるほどセンスが良かったそうです。

そんな舞さんが、藤本さんに初指導を受けている様子が以下の動画になります。

アーチェリーは姿勢が大事だと言われるようですが、舞さんは両足の長さの違いによるフォームの乱れを努力でカバーしているそうです。

長時間の練習で足が痛くなった舞さんに、藤本さんは「ちょっと休憩しようか」と言ったそうですが、「自分が納得できるまでやりたい」と弓を置こうとはしなかったそうで、その抜群の運動神経もさる事ながら、気持ちが称賛されていたようです。

舞さんは、アーチェリーの魅力について、

とにかく的に当たるのが快感

と話し、

パラリンピック、世界の舞台に立ってみたい!

と、希望に燃えているようです。

まだ19歳と若いですし、努力家で運動能力も高い舞さんですから、本当にこれから世界の舞台で活躍していくかも知れませんね!

江口舞は彼氏をフッていた? その理由がイケメン?

また、舞さんはその見た目や性格などが「イケメン」と囁かれているようで、以下のようなエピソードもあるようです。

過去に、舞さんが交際されていた彼氏に対して、海にデートに行きたいと言った時の事だそうです。

(舞さん) ねえねえ、夏休みに海に行きたいんだけど。

(彼氏)  嫌だよ、義足のお前と歩くの恥ずかしいよ。

(舞さん) はぁ!?ふざけんなよ!

あー、そうなんやぁ。へ~って感じ。

ということで、その彼氏を速攻で次の日に振ったのだそうです^^;

事故のショックを引きずらない考え方や、過酷な登山に挑戦する姿勢もそうですが、舞さんの彼氏に媚びない姿もなかなか男前ですね^^

江口舞の24時間テレビ2017での槍ヶ岳登山 練習や意気込み

そして、2017年の24時間テレビでは、タレントのイモトアヤコさんと共に槍ヶ岳登頂に挑戦する江口舞さん。

舞さんが、今回の登山に挑戦する事を決めた理由は、

ちゃんと登りきって、私は普通であると伝えたい

からだったと言います。

登山の練習初日、慣れない舞さんは、

感覚がわからないから義足が怖い

と心境を語っていました。

さらに、ほぼ垂直の崖を登るトレーニングでは、

やばい、義足が抜ける

と、過酷な挑戦である様子が覗えました。

その後も舞さんは、本番に備え練習に励まれてきただろうと思われますが、生放送ではどんな姿を見せてくれるのでしょうか?

その挑戦に、注目したいですね!

(本段落のここまでの画像引用:2017年8月20日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」より)

※20178.28追記※

24時間テレビ2017で、江口舞さんが見事、槍ヶ岳登頂を成功させました。

おめでとうございます!

今回の江口さんの登頂は、沢山の人達の反響を呼んだようで、ネット上にも多くの祝福の声が寄せられていました^^

終わりに

という事で、不慮の事故によって左脚を失いながらも、現在は小学校職員として働き、さらにアーチェリーで世界の舞台を目指している江口舞さんについて、ご紹介させて頂きました。

24時間テレビでの槍ヶ岳登頂もさる事ながら、今後アーチェリーの世界でも、江口舞さんの活躍が見れる日も遠くないかも知れませんね。

是非今後も、舞さんらしいまっすぐな挑戦を見せて欲しいと思いますし、観客やファンの心まで射抜いてもらいたいですね!

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