歌手でタレントの研ナオコさん(63)が21日、梅沢富美男さん(66)との舞台、「アッ!とおどろく夢芝居」の公演中に転倒し、緊急入院したというニュースが入ってきました。
所属事務所によると、研さんは右大腿骨頸部骨折(みぎだいたいこつけいぶこっせつ)と診断されたそうですが、治療のため長期休養する事になるそうです。
研さんは60歳を超えられていますので、回復の度合いや今後の芸能活動への影響が懸念されますが、今回の負傷の詳細や大腿骨頸部骨折の回復期間、後遺症の可能性などについて調べてみたいと思います。
目次
研ナオコの右大腿骨頸部骨折の経緯や原因
まずは今回の研さんの負傷の経緯ですが、研さんは山梨県甲府市のコラニー文化ホールでの、梅沢富美男さんとの舞台「アッ!とおどろく夢芝居」の公演中に転倒されたそうで、すぐに病院に搬送され、21日は山梨県内の病院で検査を受け、22日午前には、都内の病院で再検査を受けたとの事です。
これによって研さんが負った怪我は右大腿骨頸部骨折であると診断されたようですが、研さんの所属事務所は書面で、
「公演を楽しみにしてくださっていた皆様、公演関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。
本人はとても申し訳ない気持ちでおり、1日も早い復帰に向け療養に専念する所存でございます」
とコメントされている事から、研さん本人の意識などもしっかりしているようですし、早期の復帰を強く望まれているようで、骨折以外には問題なく元気なご様子のようですね。
大腿骨頸部骨折の症状や原因とは?
大腿骨頸部骨折では股関節部(脚の付け根)に痛みがあり、ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなるそうです。
大腿骨は股関節からすぐのところ(大腿骨頸部)で曲がっていて、人間はその曲がった大腿骨で体を支えていますが、曲がったところは転倒や転落の時に外力が集中しやすく、骨折しやすいのだそうです。
また大腿骨頸部骨折は、骨粗鬆症で骨がもろくなった高齢者に起こるケースや、明らかな転倒・転落で発生するケースが多いようです。
大腿骨頸部骨折の治療や入院・回復の期間は?
では大腿骨頚部骨折の場合、入院期間や回復までの期間の平均はどれくらいなのか?について見ていきたいと思います。
大腿骨頸部骨折はほとんどが手術を必要とするようですが、色々な合併症(床ずれや肺炎、認知症など)を引き起こし、生死に関わる危険性もある事から、早期の手術が推奨されていて、リハビリも含めて入院期間は大体30日程度と言われているようです。
術後は平均3日程度で車椅子移動、それと同時に歩行訓練を開始。
そして、術後2~3週間くらいで杖歩行訓練が開始され、2~4週後にT字杖にて退院となるケースが多いようです。
大腿骨頸部骨折の後遺症の可能性は?
また手術や治療が成功した後でも、後遺症などは残るのかについても調べてみました。
ごく僅かなようですが、以下のような合併症が起こる可能性もあるようです。
- 深部静脈血栓症(しんぶじょうみゃくけっせんしょう)
- 感染症
- 脱臼
- 人工関節の弛み(人工骨頭置換術の場合のみ)
- 偽関節(骨接合術の場合のみ)
なかなか難しい名前の症状ばかりですが、ひとつ確かなのは、100%安全な手術ではないという事ですかね><
まとめ 研ナオコの復帰はいつ?
という事で、研ナオコさんが負った右大腿骨頚部骨折について、回復期間や後遺症の可能性などについて調べてみました。
上記のような理由から、リハビリなどの期間も考慮すると、おそらく研さんの復帰は順調に行っても、2,3ヶ月後くらいになるのではないでしょうか?
場合によっては、さらに治療が長引く可能性もあると思いますし、低い確率ですが後遺症なども心配ですね><
おそらく研さんには、ファンの方々や関係者の為に、復帰を急ぐ気持ちもあるでしょうが、まずはしっかり完治させて完全回復を果たせるように、じっくりと治療やリハビリに取り組んでいただきたいですね!