いまや世界中に活躍の場を広げる日本人サッカー選手ですが、中村元樹(なかむらげんき)選手という方をご存知でしょうか?
3月14日放送のテレビ朝日系「世界の村で発見!こんなところに日本人」でも紹介されるようですが、中村さんの珍しい点としては、日本人としては初めて、アフリカのマラウイで活躍されているサッカー選手という事があげられます。
という事で今回は、中村さんのこれまでの経歴やアフリカでのプレーを選んだ理由、また現在や今後の活動について調べてみたいと思います^^
中村元樹(なかむらげんき)のプロフィール 出身、高校、年齢など
それではまずは簡単に、中村さんの基本的なプロフィールからご紹介したいと思います。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 9, 2020
中村元樹(なかむらげんき)
生年月日 1987年2月7日(30歳)
出身地 兵庫県芦屋市
身長・体重 173cm・71kg
血液型 B型
学歴 市立芦屋高校卒
ポジション FW / MF
利き足 右
在籍チーム ビィ・フォアード ワンダラーズFC
中村さんは兵庫県の芦屋市で生まれ、現在30歳になります。
小学5年生の時には既に、当時イタリア・ペルージャに所属していた中田英寿選手の見て、海外でサッカーをすることを意識していたそうです。
幼い頃からブラジル留学を経験されたり、高校卒業後は、ドイツに渡りDJK Tus Hordelでプレーをされるなどの経験をされています。
しかし、なかなかプロデビューを果たす事が出来なかったようで、ギリシャやベトナムなどでのプレーを目指した事もあったようですが、契約には至らなかったようです。
さらに、セレッソ大阪の練習に参加したり、ペルーでも練習生として複数のクラブで参加しますが、活躍を見せる事が出来ず契約を結ぶ事が出来ませんでした。
しかしその後、代理人からアルバニアのクラブのテストの誘いを受け、アルバニアに渡り、2011年1月30日に人生初のプロ契約を結びます。
そして日本人で初めて、アルバニアでゴールを決めるなど、その活躍が一時期話題になりましたが、4月23日にはチーム事情により、外国人選手達が全員解雇され、中村さんも解雇されてしまいました。
さらに2012年には、インドのクラブと契約。
2016年2月からは、単身でアフリカに渡りマラウイ・プレミアディビジョン1部のビィ・フォアード ワンダラーズFCと契約し、日本人初のマラウイのプロサッカー選手としてプレーをされています。
中村元樹(なかむらげんき)がアフリカ・マラウイでプレーする理由や経緯
では中村選手がなぜアフリカでプレーするようになったのか、その理由ですが、まず第一には「世界中でプレーがしたい」という気持ちがあったようです。
小学生時代のブラジル留学の頃から、その思いを強く抱いていたようで、アフリカでプレーする事が出来れば念願の5大陸でのプレーを達成出来るという事が、中村さんのアフリカ移籍の決め手だったと言います。
また、そんな海外でのプレーに強い拘りのある中村さんですが、その実情は生活面なども含め、なかなか大変な面も多いようです。
まず第一に言語の壁もありますし、アルバニアの頃はパイオニアという事もあり、差別を受ける事もあったと言います。
しかし、海外のサッカー事情は特に、選手とサポーターの距離が近いようで、良いプレーをすれば街中で歓迎を受けたり、レストランなどでは好きなものをご馳走してくれるほどだそうです^^
逆の結果の場合は、恐ろしい事になるそうですが…。
またペルーに居た頃は盗難にあい、銃口を突きつけられるなど、命の危機も経験されたとおっしゃっています><
しかし、そんな思いをされても世界中を渡り歩き、サッカーのために、人生をかけるハングリー精神には驚かされますし、勇気付けられますね!
中村元樹の今後は?
という事で日本人として初の、マラウイでのプロサッカー選手として活躍を続ける中村選手についてご紹介させていただきました。
これまで中村選手が歩んでこられた道は、さまざまな苦労があったと思われますし、きっと人並み外れた努力をされてきた事でしょう。
また今後の活動については、中村さんは年齢も重ねてきた事から、セカンドキャリアについても考えているそうです。
あるインタビューでは、特にこれからアフリカに行く日本人サッカー選手にとって、パイプ役になれるように、ビジネス面なども勉強していきたいと語られていました。
出来るだけ長い期間現役で活躍してほしいと思いますが、これまで中村さんが培ってきた経験は、サッカー選手としてだけでなく、一人の人間として多くの事に貢献出来るのではないかと思います!
今後も中村さんらしい活躍を期待しています^^