10月29日放送のテレビ朝日系『人生の楽園』にあまり聞きなれない「ミニチュアツリーハウス」という木工作品を制作されている方がご紹介されます。
その方の名前は西田幸博さん(61歳)とおっしゃり、兵庫県神戸市出身の方で2年前にミニチュアツリーハウスの工房「Woody Factory 空知」を始められたそうですが、その経緯やこれまでの西田さんの人生はどういった道のりだったのか調べてみましたのでご紹介したいと思います。
西田幸博さんの経歴やプロフィール
まずは簡単に西田さんのプロフィールをご紹介したいと思うのですが、西田さんはあくまで一般の方ですのでWiki的なプロフィール情報というものがある訳ではありません。
よってネット上に掲載されている西田さんに関するエピソードを繋ぎ合わせて、その経歴として紹介したいと思います。
まず西田さんはHP上でも述べられていますが昔から物造りがお好きだったようで、特に”丸太小屋”に憧れ、若い頃長女に丸太小屋のドールハウスを作ってあげると大喜びされた経験などから、いつか自分の秘密基地を丸太で作りたいと思っていたそうです。
しかし大手食品企業で20年以上真面目に働くサラリーマンだった西田さんは海外出張の多さなどからなかなか夢の実現からは遠い現実を長く過ごされます。
やがて妻の真知子さんと結婚した西田さんは、海外赴任でアメリカへ行く事になりますが、そこで精巧に出来た「ミニチュア」に出会います。
西田さんは木工でドールハウスを作っては家族を喜ばせ、やがて西田さんご夫婦は、将来の夢として「木工で、何らかの物作りをして暮らしたい」という思いを描くようになっていきました。
西田幸博さんのプライベート 奥さんの死とその後の活動
しかしそんなお二人だけのかけがえのない夢を描いている最中、妻の真知子さんが大病を患います。
西田さんは早期退職して看病に徹しましたが、悲しい事に2011年に真知子さんは亡くなりました。
そして西田さんは奥さんの死後、「二人でやろうと思っていたことをやろう」と思い立ち、2年前にミニチュアツリーハウスの工房「Woody Factory 空知」を始めたのです。
工房は自然豊かな篠山市にあり、山から直接材料を調達しながら日々作品造りに励む西田さんですが、その根底にはその作業こそが奥さんとの約束であるという思いがあるそうです。
現在はお客さんや家族に囲まれ穏やかな生活を送られながら製作活動に勤しんでいるという西田さんですが、天国の奥さんもきっと嬉しい気持ちでしょうし、そういった想いから作られる作品はきっと素晴らしい物なんだろうなと想像しますね♪
個人的にも忙しい現実の中で自分が憧れていた人生や大切な存在などを見失いがちになる日常ですが、自分が好きなことや愛するものを大切に感じながら、そんな身近な幸せを何より大切に育んでいきたいという気持ちにさせられる素敵な生き方だなぁと感じました!^^