毎年多くの選手の入団や引退があり、輝かしくも厳しいプロ野球界ですが、現役を去られた方のその後や現在についてはあまり知らない方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな現役を去った選手の一人であり、1月21日放送のTBS系「バースデイ」にも出演される、元ロッテ・ドラフト1位選手であった澤井良輔さんの現在の生活や、これまでの経緯などについて調べてみたいと思います。
澤井良輔の経歴 現役時代など
ではまずは澤井さんの現役時代を中心としたプロフィールをご紹介いたします。
— ねたろう (@cQxPGoKcnpEOn4Y) February 13, 2020
澤井 良輔(さわい りょうすけ)
生年月日 1978年3月9日(38歳)
出身地 千葉県銚子市
身長・体重 185cm・89kg
投球・打席 右投・左打
ポジション 内野手
経歴 千葉県立銚子商業高等学校卒業
千葉ロッテマリーンズ (1996 – 2005)
千葉熱血MAKING
サウザンリーフ市原
元々は運動が苦手だったという澤井さんですが、仲間外れになりたくないという理由から、小学4年生の時から野球を始められます。
その後銚子商業高に進学し、主軸として大活躍。
3年生の時のセンバツでは準優勝を果たし、その原動力となるなど、パワーとスター性はプロ級と評判になり、「西の福留・東の澤井」とまで言われていました。
その後、ドラフトではロッテに1位指名されます。
澤井さんはセ・リーグ志望でしたが、この年ロッテはリーグ2位になり、また女手一つで育ててくれた母親への恩返しを考えて入団を決意されたといいます。
プロデビュー1年目はプロの投手の変化球に歯が立たず苦しみます。
2000年にプロ初安打を放ち、2002年にはシーズン開幕戦をスタメンで飾られるも、肘の故障による手術や右肩の故障などに悩まされ出場機会がなくなります。
そして2005年シーズン終了時に戦力外通告を受け、澤井さんはトライアウトにも参加せず引退されました。
あの福留選手と並ぶ強打者と騒がれただけに、怪我や不運さが残念に思われますね。
何かひとつでもきっかけがあれば全く違う野球人生になっていたかも知れませんし、何が選手達の明暗を分けるかは難しいところだと思いますね。
澤井良輔の嫁や子供について
澤井さんの私生活の部分である結婚やお子さんの情報についてですが、調べてみると詳しくは分かりませんが、ご結婚はされていて奥さんは元スチュワーデスとの噂もありました。
澤井さんが引退されてからのインタビューの中で、
「嫁と相談して栃木に居を移した」とお話になっていたので、現在は栃木県在住のようですね。
お子さんなどの情報は残念ながら見つける事が出来ませんでした。
澤井良輔の現在
2005年に26歳の若さでプロ野球界を引退された澤井さんですが、引退後はクラブチームや野球解説の仕事をされていましたが、2011年より「メットライフアリコ」宇都宮エイジェンシーオフィスに勤務されているようです。
体育会系の野球の世界から、スーツを纏った営業マンに変わり、最初はうまくいかない事もあったそうですが、1年目に社内のルーキー賞も獲得し、「野球より今の仕事の方が向いているかもしれない」とまで思えるほどになったそうです。
長い人生はさまざまな事が起こりますし、10年後の自分がどうなって何をしているかなんて分からないものですよね。
澤井さんの歩む人生は波乱万丈ですが、どんな状況に置かれた時でも柔軟に、その場で出来る事を精一杯やっていく事の大切さを物語っているように感じましたね。
今後も澤井さんのご活躍を期待しております。